米国の双子の赤字とドル売り/米国の貿易赤字増加で市場が反応しない場合とは?

米国の貿易赤字とは?@

米国の双子の赤字の1つである
貿易赤字というのは、
貿易収支が赤字の状態であることをいいます。

 

なお、貿易収支は、
経常収支の一部で、
輸出額から輸入額を差し引いたものです。

米国の貿易赤字とは?A

米国の貿易赤字は膨らむ一方で、
米貿易赤字、過去最高値更新
などという報道がなされることも少なくないです。

米国の双子の赤字とドル売り

米国の双子の赤字については、
いつもは鳴りを潜めているのですが、
米経済指標の不振が続いたり、ドル高が続いたりした後など、
何かのきっかけで浮上してきます。

 

ただし、時として何の一貫性もなく、
突然登場することもあるので、
ドル売りの口実として使用されているに過ぎない
といわれることもあります。

 

ちなみに、双子の赤字が
一気に解消することは考えにくいです。

 

なので、特別の情報がない中で、
双子の赤字などの言葉が取り上げられているようであれば、
米ドルの上値が重くなる可能性が高いですので
注意が必要です。

 

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ドル売りの口実とは?

ドル売りの口実というのは、
ドルのロングポジションが積み上がったときなど、
特にドルを売る材料がない時に登場する、
ドル売りのきっかけのことをいいます。

 

ドル売りの口実としては、次のようなものが多いです。

 

■双子の赤字
■金利動向...など

米国の貿易赤字増加で市場が反応しない場合とは?

米国の貿易赤字が増加したとの報道にもかかわらず、
市場の反応が鈍くなることがあるのは、
米ドルが世界の基軸通貨(キーカレンシー)だからです。

 

つまり、たとえ貿易赤字が大きくなっても、
国際取引においては、
支払いにドルが使用されることが多いので、
結局は、ドルが必要になると見られているのです。

 

また、輸入額が増えているということは、
国内の需要が旺盛であるという見方もできるからです。

 

よって、
「貿易赤字の増加が米景気への懸念」
というようには一概にはいえないので、
市場が反応しないことがあるのです。

 

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